ペーターガーンさんより(芸術監督・作曲家)


くつろぐガーンさん

伶楽舎の皆さま:楽器の紹介

「古代から現代ー古民家の響きをもとめて」
1200年以上の歴史がある雅楽の音楽を様々なパースコペクティヴから経験する事が出来ます。

 午後のコンサートには古代復元楽器排簫を中心にして、世界最古の楽譜と言われる音楽「敦煌琵琶譜」(とんこうびわふ)から1曲、立川曲作りワークショップに参加した市民の曲と日本在ドイツ人作曲家トーマス・マイヤー=フィービッヒ氏の新曲を聞く事が出来ます。排簫ソロ曲以外は琵琶と篳篥のそれぞれの二重奏があります。

  夜のコンサートでは雅楽の原点から現代までを経験が出来ます。
正倉院に保存された最も古い曲「番假崇」(ばんかそう)は古代復元楽器と現在使われている雅楽器で演奏されます。
古代復元楽器は正倉院などで保存されて楽器を元にして作られた楽器です。唐時代の響きを味わう事ができます。
雅楽の有曲である「越殿楽」(えてんらく)はよく結婚式・正月などで録音を流されますが、今回は実際の演奏を聞くことが出来ます。
雅楽の楽器の練習の為の歌である唱歌(しょうが)を聞くと「陪臚」(バイロ)という曲の音楽の構造がわかりやすくなります。

  一昨年の委嘱作品の田中聰氏の 「声たち」と今回の為に新作を書いてくれるマイヤー=フィービッヒ氏の曲で雅楽の将来を味わう事が出来ます。
コンサートの中には楽器の説明もあり、対談の中には芝氏とマイヤー=フィービッヒ氏の曲作り話もあります。
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Peter GAHN

田中 聡さんより(作曲家)

<古民家園コンサートに寄せて>
 一昨年、立川市の古民家園のコンサートにて雅楽作品「声たち」を作曲させていただきました田中聰です。今私はACC(アジア・カルチュラル・カウンシル)の奨学金にてニューヨークに滞在しております。こちらでは多くの作曲家に会う機会がありますが、ほとんどのアメリカの作曲家は日本の雅楽のことを知っており、大変関心を持っております。

 今年9月、ここニューヨークに於いても雅楽演奏グループ「伶楽舎」のコンサートがありますが、今回、古民家園でも「伶楽舎」の方々が演奏なされると思います。アメリカでは日本といえば京都、奈良、鎌倉とかが有名な観光スポットとして知られていますが、今回、このようなコンサートを通じて立川市の古民家園が日本の伝統音楽のひとつの発信地であるということが海外にも知られていくことになっていくのではないかと思われます。将来につながる展望を持ちながら文化を伝え守っていくことは正に大切なことであります。このことは今回の古民家園のコンサートを心より支持、応援したいと思う所以であります。
(田中聰・作曲家)Mon, 12 Jul 2004 in New York



( 写真提供:えくてびあん 2002年昼の部の音づくりワークショップより)

 

 


 
 

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